まりひめとは
和歌山県産オリジナル品種のいちご
まりひめは和歌山県が開発したオリジナル品種です。イチゴ市場の近年の傾向として、より早い時期に出荷が求められるようになっています。
和歌山県ではこれまで「さちのか」を中心に栽培されていましたが、「さちのか」は収穫が始められる時期が遅く、それに代わる早生種の必要性が高まっていました。
そこで、県が主導となって開発が行われ、2003(平成15)年に、「章姫(あきひめ)」を子房親とし、そこに花粉親として「さちのか」を交配てできた実生から選抜育成し、「まりひめ」という新しいオリジナル品種が生み出されました。
「まりひめ」は、2008(平成20)年3月品種登録出願、2010(平成22)年3月品種登録されました。
名称は和歌山県の郷土工芸品「紀州手まり」のように親しまれるようにという意味がこめられているそうです。
有機肥料をバランスよく配合
まりひめは「さちのか」と比較して、収穫開始が2週間以上早い12月上旬からとなっています。食べ頃の旬の時期は1月~3月となります。
収穫時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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