栽培方法
徹底した低音の温度管理
一般的なハウスイチゴならハウス内の温度は28℃前後で栽培されます。そのほうが実が赤く染まりやすく、栽培効率も良いからです。ただし、その場合はイチゴの味が色に追いつかずに薄味になることが多いのです。 当園のイチゴは違います。
まずハウス内の温度は22℃~24℃を保ち続けます。イチゴは低温でじっくり熟したほうが味が甘く、濃くなるからです。
もちろん栽培効率は悪くなります。
有機肥料をバランスよく配合
美味しいもの、そして安全で安心なものをつくりたいという思いから有機肥料を積極的に使用しています。
地元和歌山県美浜町には近畿で最大規模とうたわれる松林があり、そこでとれる松の葉を利用します。 松葉を堆肥として熟成させてでできた『松葉堆肥(まつばたいひ)』これをイチゴの培土と混ぜていきます。
減農薬にかける思い
県が提示しているイチゴ栽培における農薬使用量指針の約5分の1程度に抑えて栽培しています。自分の子供にも食べさせるものだから自然にそうなりました。もちろん農薬の使用量が少なくなればなるほど、弊害は大きくなります。虫の発生や病原細菌の恐怖、そういった危険性は常に隣り合わせですが、それを労力という至極単純な方法でなんとか補っています。
こまめさ、手間暇、丁寧、着実に
手間暇を惜しみません。右の写真は「葉欠き」といって葉をちぎっているところです。 イチゴは葉が多くなりすぎると湿気がこもって病原細菌が住み着きやすくなったり、茎に日が当たりにくくなって軸が弱くなってしまいます。
一枚一枚丁寧に一日に何千枚も処理します。
こういった作業により、さらに健康なイチゴになります。
朝摘み取って出荷します
イチゴは鮮度が命です。そのため朝摘み取ったものをその日に出荷致します。
また天候や生育状況によっても出荷日は変動しますので、配達日のご指定はできません。